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画像:仏法寺のケヤキ(幹と並ぶ) 名称 仏法寺のケヤキ (ぶっぽうじのけやき)
名称の典拠 なし
樹種 ケヤキ
樹高 20m(注1)
目通り幹囲 5.5m(注1)
推定樹齢 200〜299年(注1)
所在地の地名 長野県諏訪市四賀桑原
 
〃 3次メッシュコード 5438−01−21
 
〃 緯度・経度 北緯36度01分17.4秒
           東経138度08分18.0秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2006年4月9日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による





 仏法寺は、正しくは鼈沢山仏法紹隆寺といい、高野山真言宗に属する。坂上田村麻呂の開基とも、空海が入山したとも伝える古刹で、明治の神仏分離の際に、諏訪大社上社神宮寺の仏像が当寺に移安されたことからも、多くの尊崇を集めていたことがわかる。諏訪湖を見下ろす現在地に伽藍が建立されたのは16世紀のことらしい。
 立派な土塀に囲まれた境内の隅に、このケヤキが立っている。
 ご覧のように、主幹は既に朽ち、上記データほどの樹高はない。かつて落雷にあったようでもあるが、上部の切断面を見れば、主幹が切られたのはそのせいではないようだ。残念ながら、樹勢の衰えは隠せない。
 境内中央には市指定天然記念物の大イチョウ(目通り4.1m)が立ち、そちらは樹形も樹勢も良く、遠くからよく目立つ。
 しかし、ここは、先輩格のケヤキの方に、仏法寺の巨木を代表してもらうことにした。
 
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