名称　坊地の一本杉　（ぼうじのいっぽんすぎ） 名称の典拠　なし 樹種　スギ 樹高　２０ｍ（注1） 目通り幹囲　５．２ｍ（注2） 推定樹齢　不明 所在地の地名　岐阜県関市神野 　〃　３次メッシュコード　５３３６−２７−２９ 　〃　緯度・経度　北緯３５度３１分２６．８秒 　　　　　　　　　　　東経１３６度５９分１６．９秒 天然記念物指定　なし 撮影年月日　２０１１年１１月１２日 注1）まったくの目分量 注2）地上１．３ｍの高さはまだ根にあたる。根の上部から１．３ｍの高さでは、ご覧のように枝や、その痕が密にあって測定しがたい。それで、地上１．８ｍ付近の、幹がくびれて最も細くなっているところの幹囲を実測 　坊地集落の南、津保川左岸に沿って走る細い道の脇に立っている。 　スギとしては背も低く、巨木としての幹囲もまだ序の口だが、顔つきは歴戦の雄のそれである。 　小さな塚の上に生を受け、その表面を幾本にも分かれた根が覆っている。立ち上がった幹はずんぐり太く、小兵で猪首の野武士を連想させる。 　根からいくらも離れない高さから、もう横枝が出ている。自然に折れたか、それとも人の手で切られたか、失われたものも多く、付け根部分が鎧から突き出た棘のように残っている。 　なかなか印象的なスギである。 　今後、大きさを伴ってくるのが楽しみである。