ページタイトル:牡丹園の大ケヤキ 当サイトのシンボル

画像:牡丹園の大ケヤキ(幹と並ぶ) 名称 牡丹園の大ケヤキ (ぼたんえんのおおけやき)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 ケヤキ
樹高 31m(注1)
目通り幹囲 5.3m(注1)
推定樹齢 100〜199年(注1)
所在地の地名 福島県須賀川市八幡町
 〃 3次メッシュコード 5540−73−21
 〃 緯度・経度 北緯37度16分21.8秒
           東経140度23分23.4秒
須賀川市指定天然記念物(2005年8月26日指定)
撮影年月日 2011年10月29日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による





 須賀川市役所から、直線距離にして、南東2kmほどのところに、国指定名勝の牡丹園がある。
 案内板等によれば、明和3年(1766)、当地で薬種を商っていた伊藤祐倫が摂津国山本村(現兵庫県宝塚市山本)からボタンの苗木12種を取り寄せて植えたのが始まりらしい。(牡丹の根を乾燥させた牡丹皮(ぼたんぴ)は漢方薬の一つ)
 それ以前には、ここは原野だったとか、須賀川城主二階堂氏の御薬園だったとか、伝承が定まっていないようだが、今日の牡丹園の基礎が伊藤祐倫によって築かれたことは間違いなさそうだ。現在、花の季節には、300品種以上、約5000株のボタンが咲き競う。
 園内の一角に、図の大ケヤキが立つ。
 単幹で立ち上がり、上空で大枝を広げている。大枝の太さ、損傷の程度などから判断すると、200年未満かどうかは別にして、樹齢は比較的若そうだ。
 まだまだ大きくなると思われる。
 
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