ページタイトル:吉備津神社のイチョウ 当サイトのシンボル

画像:吉備津神社のイチョウ

画像:吉備津神社のイチョウ(全景)
名称 吉備津神社のイチョウ
    (きびつじんじゃのいちょう)
名称の典拠 なし
樹種 イチョウ
樹高 22m(注1)
目通り幹囲 6.0m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 広島県福山市新市町宮内(注2)
 〃 3次メッシュコード 5133−62−72
 〃 緯度・経度 北緯34度34分07.9秒
           東経133度16分21.1秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2013年5月23日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注2)2003年2月3日、福山市に合併。旧行政区は芦品郡新市町





 JR福塩線新市駅から県道26号(新市七曲西城線)を北に約1.7km。県道の西に吉備津神社が鎮座する。
 吉備津神社というと、岡山市北区吉備津に鎮座する備中国一の宮の吉備津神社が有名だが、ここ福山市の吉備津神社も備後国一の宮である。
 社殿の背後の山を越えると府中市。備後国府があったとされている。このあたりは備後国の中心的な役割を担う地域だったのかも知れない。(当否不明)
 備前・備中・備後の3国に分裂する前は吉備国(きびのくに)と呼ばれた。この3国の一の宮はどれも吉備津神社である。
 祭神は大吉備津彦命(おおきびつひこのみこと)。孝霊天皇の第3皇子で、崇神天皇の命により山陽道を平定した後、吉備地方を治めたとされる神である。(吉備津神社のホームページより)
 さて、イチョウであるが、表参道のすぐ脇、広い駐車場の一角に立っている。雄株。
 樹高が低く、ずんぐりした樹形だ。枝垂れている、というほどではないが、枝先が長く伸び、やや下垂気味。参道途中の貴重な木陰ということで、樹下にはベンチも置かれている。
 新しく伸びた若枝の元気が良く、樹勢の心配はいらないようだ。
 
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