ページタイトル:別宮八幡社のクスノキ 当サイトのシンボルマーク

画像:別宮八幡社のクスノキ(幹と並ぶ)


画像:潮観橋
 潮観橋
名称 別宮八幡社のクスノキ
    (べつぐうはちまんしゃのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 26m(注1)
目通り幹囲 5.8m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 大分県豊後高田市香々地(かかぢ)(注3)
 〃 3次メッシュコード 5031−44−02
 〃 緯度・経度 北緯33度40分12.8秒
           東経131度31分31.5秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2018年3月15日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注2)地表面から1.3m上方の幹囲を実測
注3)2005年3月31日、豊後高田市に合併。旧行政区は西国東郡香々地町。なお、余談だが、「地」の読みは漢音では「チ」、呉音では「ジ」であり、「香々地」のふりがなは、一般的には「かかじ」と表わすのが普通だと思うが、当地では「かかぢ」と表現することになっているようだ





 香々地漁港の近く、香々地小学校の北西に隣接して別宮八幡社が鎮座する。表参道は、竹田川の支流(河川名不詳)を石造の潮観橋(しおみばし)で跨ぎ、南西に向かって開いているのだが、入口が少々わかりにくい。
 祭神は、八幡神である誉田別命(ほむだわけのみこと)とその母である息長足姫命(おきながたらしひめのみこと)、および宗像三女神の計5柱。古い時代に設けられた宇佐神宮の別宮の一つとされているようだ。
 二重門を潜った先の左手、絵馬殿の手前に左図の大クスが立つ。
 氏子さん(?)が境内の清掃をしておられ、いろいろな話を伺うことが出来た。
 大風の時など、しばしば枝が折れて絵馬殿の瓦を壊すのだそうである。それは仕方が無いが、少し前に、枝に着生していたフウランの株をごっそり盗まれたのだとか。それで、その後は神木として扱うことにしたのだそうである。
 ひどいことをするものだ。以後、同様な悪さをする者がいたならば、きっと神罰が下ることであろう。
 なお、このあと、宮司さんもまじえ、お茶が出たからとお招きいただいた。改めて感謝申し上げたい。
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