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名称 岩美八幡神社のムクノキ (いわみはちまんじんじゃのむくのき) 名称の典拠 なし 樹種 ムクノキ 樹高 31m(注1) 目通り幹囲 5.0m(注1) 推定樹齢 不明 所在地の地名 鳥取県岩美郡岩美町馬場 〃 3次メッシュコード 5334−23−30 〃 緯度・経度 北緯35度32分07.1秒 東経134度23分00.8秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2020年10月20日 岩美町馬場は、蒲生川(がもうがわ)沿いの谷間(たにあい)の集落だ。川と集落の間を国道9号が通る。 「唱歌と彫刻の郷」を自認する集落でもある。 唱歌の方は作曲家田村虎蔵(たむらとらぞう、1873〜1743)の生誕地だから。彼の曲では「まさかりかついできんたろう」で始まる「金太郎」、「おおきなふくろをかたにかけ」で始まる「大黒様」を歌った覚えがあるが、若い方々には馴染みがないかも知れない。 彫刻の方は山本兼文(やまもとかねふみ、1918〜1992)の活動拠点だったから。彼は、北隣の白地(しらじ)で生まれ、結婚を機に馬場に移り住んで、ここに工房を構えた。 「唱歌と彫刻の郷」駐車場に車を置かせていただいて、八幡神社に向かった。 神社は集落の東、家々より少し高い位置に鎮座。 一の鳥居を潜り、参道を進んで行くと、二の鳥居の左手にムクノキ巨木が見えた。 樹冠の一部に多くの細枝がかたまり、奇異な印象を受ける部分がある。幹の途中からも多くの若枝が伸びている。枝を多く出したがる性質を持つムクノキなのかも知れない。 根元に空洞もあるが、樹勢は悪くなさそうだ。 このムクノキも環境省巨樹データに未登録で、「今日もおでかけ」ブログで初めて存在を知った。 |
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