ページタイトル:阿射加神社のスギ 当サイトのシンボル

画像:阿射加神社のスギ(幹と並ぶ) 名称 阿射加神社のスギ (あざかじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 45m(注1)
目通り幹囲 5.1m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 三重県松阪市小阿坂町
 〃 3次メッシュコード 5136−73−07
 〃 緯度・経度 北緯34度35分26秒
           東経136度28分09秒
松阪市指定天然記念物(「阿射加神社社叢」として境内林1.45ヘクタールを1988年4月26日に一括指定)
撮影年月日 2009年10月10日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による





 かつてこの辺りに、阿射賀御厨(あざかのみくりや)と呼ばれる伊勢神宮領があった。その名が現在の大阿坂・小阿坂の地名に残っている。
 阿射加神社の祭神は猿田彦命(さるたひこのみこと)。平凡社「三重県の地名」から孫引きすると、「古事記」神代巻に、□(「媛」の「女」扁をけものへんに変えた文字。現JIS第一・二水準にはない)田毘古神(=猿田彦神)が「阿邪訶(あざか)」にいたとき比良夫貝に手を挟まれて溺れた話が載っているらしい。
 平安時代初期には延喜式内大社格に列せられた大きな神社だったようだ。
 ところで、現在、阿射加神社は、大阿坂町と小阿坂町の両方にある。このスギが立つのは小阿坂町の方なので、お間違いなく。
 
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