ページタイトル:須賀神社のクスノキ 当サイトのシンボル

画像:須賀神社のクスノキ

画像:須賀神社参道
 須賀神社参道
名称 須賀神社のクスノキ (すがじんじゃのくすのき)
名称の典拠  「茨木市の指定保存樹木を訪ねて」(注1)
樹種 クスノキ
樹高 23m(注2)
目通り幹囲 6.5m(注2)
推定樹齢 910年(注3)
所在地の地名 大阪府茨木市鮎川2丁目
 〃 3次メッシュコード 5235−14−87
 〃 緯度・経度 北緯34度49分16.7秒
           東経135度35分26.9秒
大阪府指定天然記念物(1978年8月4日指定)
撮影年月日 2010年6月27日

注1)茨木市公式WEBサイトのコンテンツの一つ
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による
注3)上記「茨木市の指定保存樹木を訪ねて」による





 安威川の左岸側、茨木市立東小学校の北に須賀神社が鎮座している。
 今は安威川から500mほど離れているが、昔は川がもっと身近な存在だったのだろう。地名の鮎川は安威川が訛ったとする説もあるらしい。実際、鮎川を「あいかわ」と発音することもあったようだ。このクスノキも「鮎川のクスノキ」と呼ばれることがある。
 南に開いた須賀神社参道を進む。昨日までの雨に濡れたマツが迎えてくれる。拝殿でお参りしたあと、クスノキに向かう。
 クスノキは向かって右手。小さな池の方を向いて立っている。
 このあたりは、もうすっかり市街化が進んで、周囲を家々が埋め尽くしている。
 こうなると、神社の森は貴重な緑だ。昭和51年(1976)2月13日、鎮守の森は茨木市保存樹林第7号に指定された。もちろん、このクスノキも社叢の一員であるから、保存樹林の一部ということになる。しかし、「この木は特別」ということなのだろう。同日、このクスノキだけ単独に茨木市保存樹第15号とされた。大阪府から天然記念物指定を受ける2年前のことだ。
 環境省資料によれば、2010年現在、茨木市内における最大の樹木である。
 
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