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名称 綾延神社のイチョウ
(あやのぶじんじゃのいちょう)
名称の典拠 「西条の巨樹」(注1)
樹種 イチョウ
樹高 不明
目通り幹囲 5.6m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 愛媛県西条市丹原町田野北方(注3)
〃 3次メッシュコード 5033−60−54
〃 緯度・経度 北緯33度53分00.0秒
東経133度03分15.9秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2013年5月20日
注1)西条市環境サポーターが2009年11月に刊行
注2)上記「西条の巨樹」による(2007年6月23日調査)
注3)2004年11月1日、旧西条市を含む2市2町が合併して新「西条市」誕生。旧行政区は周桑郡丹原町
綾延神社は、1.5kmほど離れて並行する県道48号(壬生川丹原線)と中山川の中間付近。丹原文化会館の東南東600mほどの場所に鎮座している。
神社でいただいた由緒略記によれば、霊亀2年(716)創祀を伝える古社だという。
今は工業地に変わった今在家の浜に漂着した綾延姫命(あやのべひめのみこと)は、土地の旧家汐崎氏に奉じられて田野に移り住み、そこで綾織りの技を伝えた。当地に没したのち、生前の徳を慕う人たちが墓のそばに祠を作り、墓辺社(はかべのやしろ)と称して祀った。(「日本三代実録」には、伊予国墓辺神に従五位下の神階が授与された旨記載されているらしい) のち宇佐八幡の分霊を勧請し、綾延八幡宮と称した時代もある。現在の綾延神社の名は、明治12年(1879)から。
大イチョウは本殿の左(向かって右)。境内を囲む石塀の延長線上に立っている。
イチョウの所だけ、石塀が切れている。明らかにこの石塀よりはイチョウの方が先輩である。
地上2m強で2幹に分かれている。というか、むしろ融合木である可能性が大きそうだ。
綾延神社の神木とされている。 |
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