ページタイトル(粟島神社跡のスギ) サイトのシンボル

画像:粟島神社跡のスギ(幹と並ぶ)

画像:粟島神社跡のスギ
名称 粟島神社跡のスギ
    (あわしまじんじゃあとのすぎ)
名称の典拠 なし(私が勝手に命名)
樹種 スギ
樹高 34m(注1)
目通り幹囲 5.9m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 石川県白山市河内町下折(そそり)(注2)
 〃 3次メッシュコード 5436−45−13
 
〃 緯度・経度 北緯36度21分06.4秒
           東経136度40分06.2秒
天然記念物指定等 なし
撮影年月日 2004年6月5日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注2)2005年2月1日、松任市と石川郡7町村が合併して白山市誕生。旧行政区は石川郡河内村





 手取川第三ダムから、手取川支流の一つ直海谷川に沿って、狭い谷を遡上する。下折(そそり)はダムから約7km、県道から少し上った右岸斜面、数戸の家々から成る小さな集落である。
 以前は、集落の入口に神社があった。2004年現在、国土地理院の地形図には、まだ神社マークが掲載されているので、なくなったのは最近のことなのだろう。土地の人は下折神社と呼んでいたようだが、今は荒れ地となった境内の中央に「粟島神社鎮座地旧跡」と刻んだ立派な石柱があったので、標記の名はそれをいただいた。
 はじめ、神社(跡)への入口がわからず、大杉の姿も見落としていたので、ちょうど外に出ておられた方に尋ねた。かなりの年配のご婦人であったが、親切にかつ適切に教えて下さった。
 集落西端の家の縁に沿って歩いて行くと、教えられたように、草に埋もれた参道が見つかった。四角い切石が土の上に置いてあるだけの簡単な石段だ。草丈は膝上くらい。ところどころ、胸ほどもある。今は通る人もいないようだ。
 大杉は、背後の山と境内平面の境界部分に立っている。周囲は草むしているが、まだ灌木は育っていない。
 今後は、人の暮らしにつかず離れず、小さな山里の人々とともに生きて行くことになりそうだ。
 
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