ページタイトル(粟狭神社のケヤキ) サイトのシンボル

画像:粟狭神社のケヤキ_1

画像:粟狭神社のケヤキ_2
名称 粟狭神社のケヤキ (あわさじんじゃのけやき)
名称の典拠 なし (私が勝手に命名)
樹種 ケヤキ
樹高 15m(注1)
目通り幹囲 6.5m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 長野県千曲市粟佐(あわさ)(注2)
 〃 3次メッシュコード 5438−60−49
 
〃 緯度・経度 北緯36度32分10秒
           東経138度07分10秒
天然記念物指定等 なし
撮影年月日 2002年9月22日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注2)2003年9月1日、市町村合併により千曲市誕生。ここは旧更埴市(2003年9月3日追記)





 地名は粟だが、神社の名は粟神社。いずれも「あわさ」と読む。
 変わった地名なので、由来を角川日本地名大辞典で調べてみたが、1.アイヌ語で湿地を意味するアワから、2.穀物のアワから、3.神社名から、と3説あって、要するによくわからないらしい。しかし神社そのものは既に10世紀の「延喜式」に記載されていることがわかった。祭神は建御名方命。諏訪大社上社本宮と同じ祭神である。
 御神木の大ケヤキは、まっすぐ伸びた参道を踏みつけるようにして立っている。というか、ケヤキの根は削らなかったものの、参道をコンクリート舗装にするとき、迂回したり、この部分だけ敷石にしたりはしなかったということだ。律儀な人の仕事らしい。
 そんなことを思いながら、後ろを見てビックリ。幹の内部は、空洞という表現を通り越して、まったくのガランドウである。ケヤキは、皮1枚で生きていたのだ。
 大した生命力である。これなら、細かな気遣いなどしなくとも、まだまだ大丈夫そうに思えてきた。
 
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