ページタイトル:飛鳥神社のクスノキ 当サイトのシンボル

画像:飛鳥神社のクスノキ(No.1)(幹と並ぶ)

画像:飛鳥神社のクスノキ(No.2)(幹と並ぶ)
名称 飛鳥神社のクスノキ (あすかじんじゃのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 35m(注1)
目通り幹囲 11.5m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 三重県尾鷲市曽根町
 〃 3次メッシュコード 5036−71−55
 〃 緯度・経度 北緯33度58分01.3秒
           東経136度11分46.6秒
三重県指定天然記念物(1967年3月27日、「飛鳥神社樹叢」として境内林を一括指定)
撮影年月日 2009年6月12日(1回目の訪問)
        2023年9月10日(2回目の訪問)

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版による」。なお、これらのデータ及び緯度・経度データは、いずれも境内最大木(上図)のもの





 尾鷲市南部の海岸線に、飛鳥神社が鎮座している。地図上の位置は、JR紀勢本線賀田駅と、国道311号曽根トンネル西口の、2点を結ぶ線分の中央付近。
 国道に開く参道で、向かい合うスギとクスノキが、まず迎えてくれる。クスノキは旧環境庁資料にある目通り7.2mの個体であろう。上記資料ではスギについては記載がなかったが、目通り実測6.9m。すばらしい大杉である。
 左に折れ、門を潜ると、今度は下図のクスノキ。資料に8.1mとあるのがそれだろう。首長竜がご主人の前でかしこまっているような姿である。大きな空洞は、かつて存在した幹の跡だろう。
 これらだけでも大した物だが、実は、最大のクスノキはここにはなく、背後の森に潜んでいる。
 境内に沿ってぐるっと回ると、国道側、曽根郷土資料館の向かい。林内ではあるが、道路のすぐ近くに立つため、国道からよく見える。
 上図で、左端の人物(身長145センチ)と比べていただきたい。三重県内第3位のクスノキの大きさを実感していただけるだろうか。
 樹勢も良さそうで、まだ大きくなりそうな気配である。
 
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