ページタイトル:芦沢観音のスギ 当サイトのシンボル

画像:芦沢観音のスギ(幹と並ぶ) 名称 芦沢観音のスギ (あしざわかんのんのすぎ)
名称の典拠 現地の樹名板(注1)
樹種 スギ
樹高 不明
目通り幹囲 5.3m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 山形県長井市芦沢
 〃 3次メッシュコード 5740−10−06
 〃 緯度・経度 北緯38度05分14秒
           東経140度04分42秒
長井市指定天然記念物(1977年2月10日指定)
撮影年月日 2013年8月4日

注1)長井市教育委員会が設置(設置年月不詳)。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)「やまがた観光情報センター」による





 芦沢は長井市役所から南東に約4km。谷間(たにあい)の集落である。
 芦沢集落内を東西に貫く道を谷奥に向かって進むと、左手の山裾に、芦沢観音の参道両脇に並ぶ背の高いスギが見えてくる。
 芦沢観音の本尊は十一面観世音菩薩。置賜(おきたま)観音霊場の第17番札所である。
 曹洞宗の龍賓山雲洞庵が別当をしているらしい。(江戸時代、ここは米沢藩上杉氏の領地だった。上杉景勝の旧領地であり出身地でもあった越後魚沼の名刹金城山雲洞庵と何か関係があるのだろうか?)
 杉並木の間をまっすぐ延びる石段を登る。標記の大杉は、石段の最上部。向かって左。かなり傾いて立つ。
 ほかのスギたちが滑らかな表面を持つのに比べ、この大杉の幹の表面は、でこぼこしている。どの場所で断面図を描いても、きれいな円形にはなりそうにない。そして下から見上げると、全体に樹皮模様が緩やかに右旋回している。
 ほかとはひと味違う、古木の雰囲気が出ているように思われた。
 
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