ページタイトル:貴船神社のスギ 当サイトのシンボル

画像:貴船神社のスギ(幹と並ぶ)

画像:境内に咲くヤマブキソウ
名称 貴船神社のスギ (きぶねじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 30m(注1)
目通り幹囲 5.1m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 山梨県南都留郡富士河口湖町長浜(注2)
 〃 3次メッシュコード 5338−25−07
 〃 緯度・経度 北緯35度30分24.9秒
           東経138度42分39.1秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2010年5月15日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注2)2003年11月15日、南都留郡内の1町2村が合併して富士河口湖町誕生。旧行政区は南都留郡足和田村





 河口湖と西湖(さいこ)を結ぶ県道21号(河口湖上九一色線)沿い、旧足和田村役場のすぐ西に貴船神社がある。
 正面から境内にはいると、拝殿に向かって左手前に「山神社」と書いた朱塗りの小さな鳥居があり、やはり朱に塗られた小祠がある。境内一の大杉は、その背後。
 地上3mほどから上に向かって裂け目があり、現在、その傷跡を自己修復している最中のように見える。そのあたりで幹が少し膨らんでいるように見えるので、傷跡は落雷によるものでなく、かつてここにもう1本、細い支幹があったのかも知れない。
 境内には、さまざまな春の草花が咲き競っていた。ヤマブキソウ(左図)、ニリンソウ、フタリシズカ、ヤブニンジンなど。精一杯の花をつける小さな生き物たちに心が和む。
 なかに、これからというのもあれば、もう盛期をすぎたものもある。
 時が足を止めることはないのだ。
 
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