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名称 朝見神社のクスノキ (あさみじんじゃのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 27m(注1)
目通り幹囲 10.4m(注1)
推定樹齢 伝承1000年(注1)
所在地の地名 大分県別府市朝見2丁目
〃 3次メッシュコード 4931−73−29
〃 緯度・経度 北緯33度16分17.2秒
東経131度29分42.7秒
大分県指定天然記念物(「朝見神社のクスノキとアラカシ林」として1979年5月15日に指定)
撮影年月日 2010年3月23日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
幹線道路以外、別府市内の道は細く、駐車場のほか、市街地には駐車不可能と思っていた方がよい。
朝見神社の参道はなかなか趣きがあり、途中には門杉とも呼べる2本の大杉が立っていて、下から歩いて参詣したいところだったが、諦めて神社の駐車場に直行した。
駐車場からはすぐ拝殿の横手に出てくる。ならば、そこから参道入口まで往復してもいい理屈だが、雨が降っていて、これも諦めた。大した距離でもないのに、なんとも意気地のない話で恥ずかしい。
朝見神社の由来記には、建久7年(1196)、大友氏の初代当主能直(よしなお)が鎌倉の鶴岡八幡宮を勧請したことに始まることが記されているらしい。源頼朝から拝領したという兜など、多くの宝物も伝わっているようだ。
現在も厚い信仰を集めているらしく、広い境内に立派な社殿が建ち並んでいる。
午後2時頃の訪問だったのだが、黒雲に覆われ、あたりは夕方のように暗い。
県天然記念物のクスノキは、拝殿のすぐ右手(向かって左)に立っていた。石垣の上で、玉垣に囲まれている。幹には注連縄(しめなわ)。朝見神社の御神木なのだ。
樹勢がよく、上空で大きく枝を広げている。この様子だと、まだまだ大きくなりそうだ。 |
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