ページタイトル(春日神社大杉) サイトのシンボル

画像:春日神社大杉(全景)

画像:春日神社大杉(幹と並ぶ)

画像:春日神社大杉(遠景)
名称 春日神社大杉 (かすがじんじゃおおすぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スギ
樹高 30m(注2)
目通り幹囲 5.3m(注2)
推定樹齢 500年以上(注3)
所在地の地名 福島県石川郡浅川町小貫(おぬき)字森前
 
〃 3次メッシュコード 5540−43−91
 
〃 緯度・経度 北緯37度04分43.4秒
           東経140度23分17.4秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2005年5月21日

注1)設置者・設置年月とも不詳
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注3)現地の案内板による





 福島県総合緑化センター「緑の文化財」によると、春日神社の祭神は経津主命(ふつぬしのみこと)。武神である。
 かつての境内には、こんな大杉が数多く立っていた。しかし、戦時中の命令によって伐採され、現在は1本のみになってしまったという。
 まっすぐ1本の幹が立ち上がる直幹の樹姿は、水田に囲まれていることもあって、遠くからもよく見える。ただし、残念なことに、頂部が枯れてきた。
 元気な葉をつける枝も、本数が少なくなってきた。明らかに樹勢は衰えてきているようだ。
 根元に淡島明神の石像が多く奉納されている。一番古そうな像の奉納年代が読めなかったが、ほかは明治後期以降のものである。
 浅学にして、淡島信仰が何を意味するのか不明だが、女性の病気快復に御利益があると聞いたことがある。お門違いと叱られるかも知れないが、大杉の樹勢回復を祈らせていただいた。
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