ページタイトル:朝日観音のヒイラギ 当サイトのシンボルマーク

画像:朝日観音のヒイラギ 名称 朝日観音のヒイラギ
    (あさひかんのんのひいらぎ)
名称の典拠 なし
樹種 ヒイラギ
樹高 8.2m(注1)
目通り幹囲 2.4m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 福島県いわき市平幕ノ内字高田
 〃 3次メッシュコード 5540−47−72
 〃 緯度・経度 北緯37度04分01.9秒
           東経140度54分05.0秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2020年8月26日

注1)「いわき市保存樹木・樹林指定一覧」(平成19年4月現在)(PDF)による





 県立平商業高等学校から南に向かって、小高い土地が500mほど帯のように延びている。そこには高田、田中山の地名も見られ、古い時代の自然堤防の名残りではないかと思われる。
 その自然堤防上、字高田に朝日観音堂がある。
 磐城三十三ヶ所霊場の第22番札所とされているようだが、境内は狭く、近くに駐車スペースがないので注意。(隣接する稲荷神社と参道を共有していて、地図によっては稲荷神社と記されていることもある)
 左図のヒイラギは境内の周縁部の樹林、と言うか印象的には藪の中の1本。
 少なくとも最近は手を加えられた様子もなく、藪の構成員としか見えないが、いわき市指定保存樹木第73号とされていて、案内板も設置されている。
 その冒頭に、『暖温帯の常緑広葉樹で自生の北限に近いといわれ、この木にとって厳しい環境の地域ですが大きく成長したのは周囲の樹木に保護されたからです』とあった。
 ヒイラギにとっては、この状態のままが良いとされているようである。
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