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名称 有間野神社のスギ (ありまのじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 25m(注1)
目通り幹囲 5.1m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 三重県松阪市飯南町有間野(注2)
〃 3次メッシュコード 5136−52−28
〃 緯度・経度 北緯34度26分14秒
東経136度21分14秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2014年3月17日
注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)2005年1月1日、松阪市に合併。旧行政区は飯南郡飯南町
有間野神社は櫛田川の右岸山裾。国道166号からは対岸にあたる。今回の三重県探訪では、最初の訪問地だ。
神社から見ると櫛田川が西から北に向かって流れ、南側と東側は山地である。不思議なことに、社殿は南面しており(正確には南南東)、その先には山しかない。何故、こんな向きに建てられたのだろうか。
たまたま出会った氏子さんらしい方にお話を伺って、理由がわかった。
今の道は社殿の背後を通っているが、かつての道は、神社をぐるっと迂回して、山側を通っていた。道に向かって建てられていたわけで、何の不思議もないとのこと。なるほど。今も細い道が残っている。
車の時代になって、この道を通る人もいなくなった。現在、参道は西に向かって開いている。
標記のスギは、そこから入ってすぐ。
いわゆるオモテスギのタイプ。樹肌のきれいな、スラッとしたスギだ。境内には、ほかにもスギ巨木が数本。
私が住む新潟県では見られないクスノキやイチイガシも立つ。
新潟から見れば、三重県はやはり南国なのだと実感した。 |
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