名称 阿良加志比古神社のスギ
   (あらかしひこじんじゃのすぎ)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 スギ
樹高 35m(注2)
目通り幹囲 6.5m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 石川県七尾市山崎町
 
〃 3次メッシュコード 5537−30−62
 
〃 緯度・経度 北緯36度58分43秒
           東経137度01分53秒
七尾市指定天然記念物(1973年7月25日指定)
撮影年月日 2003年9月14日

注1)設置者・設置年月日とも不詳
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による





 国道160号の「花園口」バス停から県道245号(花園藤野線)を、熊渕川沿いに1.5kmほど遡り、集落の切れる辺りで狭い道を対岸に少し上ったあたりに阿良加志比古神社がある。
 現在の地名は上記の通りで味も素っ気もないが、昔、このあたりは大呑(おおのみ)六郷と呼ばれていた。何やら飲んべえには嬉しくなるような地名である。今も南大呑公民館などにその名残が見える。
 閑話休題。
 御神木の大杉は社殿に向かって左横に立っている。地上5mほどで5幹に分かれている。ために「五本杉」と呼ばれることもあるようだ。
 朝日が昇って間もない時間に訪れた。ひどい藪という状況ではないのだが、蚊が多いのには参った。冷夏のあと、しばらく雨が続いたのち、急に気温が高くなったことが蚊の発生に利したのだろうか。虫除けスプレーで防御はしていたのだが、薬液のかからなかった部分を集中的に狙ってくる。団扇での防戦も空しく、数ヶ所刺されてしまった。「耳なし芳一」になった気分だった。
 
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