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画像:新井のイチイ 名称 新井のイチイ
    (あらいのいちい)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 イチイ
樹高 20m(注2)
目通り幹囲 6.5m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 長野県長野市鬼無里新井(注3)
 
〃 3次メッシュコード
      5538−00−41
 
〃 緯度・経度
      北緯36度42分12.4秒
      東経138度01分08.9秒
長野県指定天然記念物(1962年7月12日指定)
撮影年月日 2004年6月19日
注1)長野県教育委員会と鬼無里村教育委員会が連名で設置。しかし月日が経ち、2004年6月現在、文字が薄れて、全文を読むのは困難
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注3)2005年1月1日、長野市に編入合併。旧行政区は上水内郡鬼無里村





 裾花川の支流、小川の左岸、谷から少し上ったところに県天然記念物のイチイが立っている。
 水田を縫う細いコンクリート舗装の農道の脇に、イチイに至る山道の入口を示す案内板がある。そこから、蝉時雨の山道を15分ほど歩く。
 周囲が切り開かれて、ぼんやり明るくなった草原に大イチイが立っていた。傍らには子安大神の祠。
 6.5mの目通りデータはちょっと大きすぎる値のように思うけれども、堂々たる独立木である。背丈は低いが、梢を四方に十分に伸ばしている。
 枝先を掻き分けるようにして樹下に入った。樹冠の内側から外を眺めるのも、なかなかの趣きである。
 新井集落にお住まいの方に所在を尋ねた際、自慢げに、「是非、行ってごらんなさい」と言われたのも納得できた。
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