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名称 青幡神社の楠 (あおはたじんじゃのくす)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 クスノキ
樹高 15m(注2)
目通り幹囲 10.9m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 佐賀県伊万里市東山代町里
〃 3次メッシュコード 4929−76−46
〃 緯度・経度 北緯33度17分14.9秒
東経129度50分04.4秒
佐賀県指定天然記念物(1965年7月23日指定)
撮影年月日 2009年8月1日
注1)伊万里市教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
松浦鉄道里駅の北300m、国道204号の西に青幡神社がある。
松浦党の2代党祖源直(みなもとのなおす)が久安年間(1145〜50)に、東山代町の里に支配地の政庁を置いた。その鎮守として創建したのが始まりという。
祭神は松浦源氏の祖とされる源融(みなもとのとおる)。
青幡神社の社号は、神宮皇后の朝鮮出兵のとき、天岩戸の神事に因んで、青幡・白幡を左右の先鋒旗とした故事によるという。(平凡社「佐賀県の地名」より)
確かに、青幡神社から南東に1.8kmほど離れたところには、白幡神社も現存する。
境内に、1本のクスノキ巨木が立っている。
主幹を失い、背丈は低いが、縦横に伸びた大枝が大きな樹冠を支えている。樹勢も良さそうだ。堂々たるものである。
これだけの面構えを見せつけられると、こちらもつい姿勢を正さずにいられなくなる。
国道からも大クスの姿が見える。(脇見注意) |
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