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名称 天皇子神社のケヤキ
(あまおうじじんじゃのけやき)
名称の典拠 天然記念物指定名称(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 20m(注2)
目通り幹囲 7.8m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 長野県千曲市寂蒔(じゃくまく)(注3)
〃 3次メッシュコード 5438−61−10
〃 緯度・経度 北緯36度31分07.8秒
東経138度07分53.1秒
千曲市指定天然記念物(2012年6月6日指定)※
撮影年月日 2002年9月22日
注1)文字が消えかかった説明板に「あめおうじ」とルビがあったので、これまではそのように読んでいたが、天然記念物指定名称では「あまおうじ」とされているので、そのように訂正した(2016.09.24訂正)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注3)2003年9月1日、市町村合併により千曲市誕生。ここは旧更埴市(2003年9月3日追記)
寂蒔は旧更埴市南部。東側には、標高652mの有明山から連なる尾根。それを越えると、その先は「アンズの里」として有名な森地区である。
天皇子神社は、山麓を走るしなの鉄道と、国道18号線(北国街道)の間。自動車のすれ違いが出来ないような狭い路地に面している。
参道の四隅にケヤキが立っている。きれいな正方形を描いているわけではないが、いずれもかなりの巨木であるから、意図的に植えられたと思われる。聖域を守護する四天王を意識したのだろうか。
とりわけ目立つのは、向かって右手前の1本。すばらしい太さだ。幹の様子からはそれと見えないが、断面がかなり扁平なので、あるいは融合木かも知れない。
地上5mほどで大枝がほとんど切られている。大枝はいずれも太かったようだ。元気な時代には、この木1本だけで境内全域を覆っていたことだろう。その頃に出会ってみたかった。
※ 訪問後の2012年6月6日、「天皇子神社のケヤキ」の名称で千曲市から天然記念物指定を受けた。(2011.05.11追記) |
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