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名称 穴薬師のケヤキ (あなやくしのけやき)
名称の典拠 なし
樹種 ケヤキ
樹高 15m(注1)
目通り幹囲 7.0m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 群馬県北群馬郡吉岡町大久保溝祭中部
〃 3次メッシュコード 5439−50−21
〃 緯度・経度 北緯36度26分40.3秒
東経139度00分38.3秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2006年3月31日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による
標記のケヤキは、関越自動車道の西、県道15号(前橋伊香保線)の路傍に立っている。吉岡町役場から見れば、ほぼ真南。
傍に立つ標柱には「史跡穴薬師」の文字。穴の中を覗くと、小さな石祠と光背を背にした小さな石仏が多数見えた。これが穴薬師なのだろうか。標柱の他は、説明も何もなく、詳細はよくわからない。
穴の一方の側面は石垣。他方がケヤキの根である。薬師さんの隣に植えられたケヤキが大きくなったものか、それとも、偶然に出来た根元の穴に岩窟を連想したものか。これも説明がないので分からない。
ごらんのように、素晴らしい根張りのケヤキだが、主幹自体はそれほど太くない。
道路際に立つため、大枝も殆どを切られてしまった。正直、お世辞にも美しいとは言いかねる姿である。
さぞかし自動車の時代を恨めしく思っていることだろう。 |
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