ページタイトル:阿南神社のムクノキ 当サイトのシンボルマーク

画像:阿南神社のムクノキ(幹と並ぶ) 名称 阿南神社のムクノキ
    (あなんじんじゃのむくのき)
名称の典拠 なし
樹種 ムクノキ
樹高 29m(注1)
目通り幹囲 5.2m(注1)
推定樹齢 200〜299年(注1)
所在地の地名 大分県由布市庄内町畑田(才苑)(注2)
 〃 3次メッシュコード 4931−63−24
 〃 緯度・経度 北緯33度11分19.4秒
           東経131度25分56.7秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2017年4月6日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注2)2005年10月1日、大分郡内3町が合併して由布市誕生。旧行政区は大分郡庄内町





 由布市役所の近くから県道52号(別府庄内線)を北に向かう。久大本線の踏切を過ぎて、道なりに約300m。左手に阿南神社の石鳥居が現れる。
 2013年に庄内町観光協会が設置した案内板によれば、仁聞菩薩(にんもんぼさつ)が養老年間(717〜24)に創建したと伝え、古くは六所権現と称したらしい。神仏習合色が強く、応安6年(1373)には由原八幡宮(ゆすはらはちまんぐう、=柞原八幡宮)の神宮寺金蔵院の主唱により、神前で法華経1千部を読誦する大祈願会がおこなわれたこともあるらしい。天正14年(1586)、秀吉による九州平定戦の兵火により社殿・宝物を悉く焼失。江戸時代に入って再建され、現在の社殿は明治15年(1882)の建立という。
 左図のムクノキは、拝殿に向かって左側。
 根元付近で幹の一部に樹皮が失われた部分があるが、全体としての樹勢は悪くなさそうだ。
 県道からも姿がよく見える。(脇見運転注意)
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