ページタイトル:地蔵堂のサクラ 当サイトのシンボルマーク

画像:地蔵堂のサクラ 名称 地蔵堂のサクラ (じぞうどうのさくら)
名称の典拠 「緑の文化財」(注1)
樹種 エドヒガン
樹高 13m(注2)
目通り幹囲 3.7m(注2)
推定樹齢 200年(注2)
所在地の地名 福島県石川郡石川町沢井字東内打
 〃 3次メッシュコード 5540−53−53
 〃 緯度・経度 北緯37度07分58.1秒
           東経140度24分44.7秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2020年4月7日

注1)1983年3月に福島県総合緑化センターが刊行
注2)上記「緑の文化財」による





 石川町中心部から西南西に約4km。東内打(とうないうち)集落に天台宗安養山観音院安養寺がある。
 貞観15年(873)に僧興勝が開山。天正元年(1573)に現在地に再興された。
 応長2年(1312)の板碑が現存し、平成8年(1996)に「安養寺石造塔婆」の名称で石川町指定文化財とされている。(以上、石造塔婆の案内板より)
 左図のサクラも安養寺に所属するが、本堂や庫裏から南東に100mほど離れたところにある歴代住所の墓地に立つ。
 樹名は「地蔵堂のサクラ」とされているが、現在、御堂はない。近年に示寂された住職の卵塔の横にお地蔵さんが安置されているところを見ると、かつては地蔵堂があったのかも知れない。
 サクラは、残念ながら、かなり寂しい姿になってしまった。10年前に撮影された「名桜・古桜・一本桜」の写真と比べても、枝数は半分以下になってしまった。
 精一杯の力を振り絞って可憐な花を見せてくれるのも、あと僅かな期間かも知れない。
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