ページタイトル:安養寺のアベマキ ロゴ:人里の巨木たち

画像:安養寺のアベマキ 名称 安養寺のアベマキ (あんようじのあべまき)
名称の典拠 なし
樹種 アベマキ
樹高 35m(注1)
目通り幹囲 5.3m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 島根県安来市広瀬町布部(横手)(注2)
 〃 3次メッシュコード 5233−71−52
 〃 緯度・経度 北緯35度17分48.9秒
           東経133度09分10.6秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2016年3月31日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注2)2004年10月1日、安来市に合併。旧行政区は能義郡広瀬町





 飯梨川(いいなしがわ)の水を堰き止める布部ダムの北約1.2km。横手集落にある曹洞宗光明山安養寺の裏山に、左図のアベマキが立つ。(安養寺の詳細については、安養寺公式サイトがあるので、そちらでどうぞ)
 この裏山には火防の御利益をもたらす秋葉大権現が祀られているようで、安養寺では「秋葉山(あきばさん)」と呼んでいるようだ。
 アベマキは、根元で2幹に分かれたものが1株(左図)、単幹のものが1株ある。環境省データベースに登録された幹囲は、それぞれ530cmと314cm。ともに1本立ちとされているが、前者は2本を合算したものと思われる。事実、幹の太さだけを比べれば、314cmとされた個体の方が太い。
 いずれも大枝がよく残っていて、力強い枝振りは、お寺の外からもよく見える。
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