ページタイトル:天降神社のクスノキ 当サイトのシンボル

画像:天降神社のクスノキ(幹と並ぶ)

画像:天降神社のクスノキ(遠景)
名称 天降神社のクスノキ
    (あもりじんじゃのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 20m(注1)
目通り幹囲 7.6m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 福岡県古賀市薦野(こもの)
 〃 3次メッシュコード 5030−44−72
 〃 緯度・経度 北緯33度43分59.9秒
           東経130度31分23.0秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2012年7月27日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による





 県道535号の北に、天降神社が鎮座している。
 社号の読み方について、市の文化財である神殿彫刻の説明文では「あまふりじんじゃ」とあった。教育委員会が示した読みである。
 が、境内でお見かけした方のお話では、一般的には「あまふり」と読まれているが、「あもり」と読むのが正しいという。いろんなことに詳しそうな方だったので、その言葉を信ずることにした。
 要は、雨のように天から降る(ふる)のか、または天孫降臨のように降りる(おりる)のか、ということだろう。後者だとすれば、「あまおり」が「あもり」に転じたことに何の不思議も無い。
 その境内の端の方に、丸い樹冠を戴くクスノキが立っている。県道のすぐ脇だから、車窓からもよく見える。
 神木とされているようで、立派な注連縄も巻かれている。
 大枝を多く残し、樹皮も滑らかである。軸方向に走る樹皮のひび割れも、まだごく浅い。全体に若々しい大クスノキである。
 やや身をくねらすように立つ姿が、赤みの強い樹皮の色とあいまって、一種の艶めかしさを感じさせるようにも思われる。
 
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