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根元からイチイが立ち上がる |
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名称 阿弥陀八幡宮のケヤキ
(あみだはちまんぐうのけやき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 27m(注2)
目通り幹囲 6.2m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 青森県上北郡おいらせ町秋堂字川端(注3)
〃 3次メッシュコード 6041−73−04
〃 緯度・経度 北緯40度35分34.4秒
東経141度25分24.3秒
おいらせ町指定天然記念物(1986年11月17日指定)
撮影年月日 2009年8月18日
注1)1988年12月に旧下田町教育委員会が設置(現在、町名部分のみ「おいらせ町」に訂正)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注3)2006年3月1日、上北郡内の2町が合併して「おいらせ町」誕生。旧行政区は上北郡下田町
第二みちのく道路の西、奥入瀬川左岸(北岸)の堤防道路のすぐ下に立つ大ケヤキ。(左中図参照)
ケヤキが立つ阿弥陀八幡宮は、一方を堤防に、あとの三方は耕地に囲まれている。そのため、視界を遮る物が無く、こんもり丸い社叢がよく目立つ。近くまで達すれば、どちらの方角からもよく見える。
境内に足を踏み入れると、大きく浮き出た根に、まず目が行く。根を覆っていた表土が流出したらしい。ケヤキの根は、ほぼ境内全域を覆う勢いだ。
根の隙間にイチイの種が落ち、まるでケヤキの子供のような顔をして立っている。根の様子を見るに、イチイはケヤキよりかなり後輩のようだ。
幹に目をやると、同心円状の模様が見えた。ケヤキの樹皮が剥がれ落ちた跡には、しばしば古代人の抽象絵画のような模様が現れる。このケヤキの場合も、どうということはないのだが、綺麗な同心円に、一瞬、見とれてしまった。 |
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