ページタイトル:餘子神社のクヌギ 当サイトのシンボルマーク

画像:餘子神社のクヌギ 名称 餘子神社のクヌギ
    (あまりこじんじゃのくぬぎ)
名称の典拠 「今日もおでかけ」ブログ
樹種 クヌギ
樹高 18m(注1)
目通り幹囲 3.1m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 鳥取県境港市竹内町
 〃 3次メッシュコード 5333−21−29
 〃 緯度・経度 北緯35度31分21.8秒
           東経133度14分10.3秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2024年9月5日

注1)「今日もおでかけ」による





 鳥取県西部、汽水湖の中海(なかうみ)と美保湾を隔てる弓ヶ浜(ゆみがはま)半島をJR境港線が走る。
 左図のクヌギが立つ餘子神社は、終点から数えて3つ目の余子(あまりこ)駅の北方約200mに鎮座。(餘は余の旧字)
 このクヌギも上記「今日もおでかけ」で存在を知った。
 幹囲はやっと3mを超えたばかりだが、全国にクヌギ巨木は意外と少ない。
 環境省巨樹データベースを見ると、鳥取県では鳥取市(旧岩美郡国府町)から三代寺のクヌギが1本登録されているが、そのクヌギは私が訪ねたときにはもう切株と化していた。従って、2024年時点で生きているクヌギの登録は鳥取県からは1本もないのである。
 クヌギ自体は珍しい樹種ではないが、古くから薪炭等に利用されてきたため、巨木になる前に、手頃な大きさで伐採されることが殆どだったと思われる。
 そんななか、このクヌギは神社境内にあったため、生き延びることが出来たのだろう。
 今となっては、大きさのみならず、個性的な樹形も心を引きつける。
 樹勢も良さそうだ。
 幹に注連縄をつけている。クヌギの神木というのも珍しい。
 あれやこれやで、なかなか魅力的なクヌギである。
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