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名称 天川神社のスギ (あまかわじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 スギ
樹高 30m(注2)
目通り幹囲 7.0m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 香川県仲多度郡まんのう町造田(注3)
〃 3次メッシュコード 5133−17−85
〃 緯度・経度 北緯34度09分24.8秒
東経133度56分21.7秒
国指定天然記念物(1980年12月17日、「天川神社社叢」として境内林全体を指定)
撮影年月日 2013年3月26日
注1)天川神社の読み方について、文化庁のサイトでは「あまがわじんじゃ」とされているが、香川県やまんのう町の公式サイトでは「あまかわじんじゃ」となっているので、そちらに従った
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注3)2006年3月20日、仲多度郡内の3町が合併してまんのう町誕生。旧行政区名は仲多度郡琴南町(ことなみちょう)
上に、国の天然記念物と書いたが、実を言うと、天然記念物に指定された理由は、標記の大杉をはじめとする、スギたちの巨木ぶりにあるのではない。
神社の裏山3ヘクタールは、古くからの自然林で、およそ300種類の植物が繁茂しているという。そのうち、シイに注目すると、スダジイよりもツブラジイが多く見られる。これが当地方におけるかつての姿なのだとか。阿讃山地の山麓の林相をよく伝える残存植物としての指定のようだ。
そうは言っても、巨木ファンとしては、境内に散在する大杉たちに、まず目が行く。
2013年3月現在、香川県内には、幹囲5m以上のスギが全部で12本しかない。そのうち半数の6本が、ここ天川神社にある。(環境省巨樹データベースによる)
標記の大杉がそれらの頭領。少し離れて立っている。
国道438号が拡幅されるにあたり、ここだけ、上下の車線を分けて、大杉に場所を譲った。
おかげで、車窓からも、見落とすことがない。 |
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