ページタイトル:アルプス公園のコナラ ロゴ:人里の巨木たち

画像:アルプス公園のコナラ 名称 アルプス公園のコナラ
    (あるぷすこうえんのこなら)
名称の典拠 なし
樹種 コナラ
樹高 不明
目通り幹囲 4.5m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 長野県松本市蟻ヶ崎
 〃 3次メッシュコード 5437−37−06
 〃 緯度・経度 北緯36度15分36.7秒
           東経137度57分14.9秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2015年4月26日

注1)まったくの目分量





 長野自動車道梓川サービスエリア(下り線)の東方約1.8km、奈良井川(ならいがわ)右岸に、南北に細長い高台がある。川岸との標高差は200mほど。かなりの急斜面で立ち上がっている。
 高台上は、松本市の「アルプス公園」となっている(運営は外部委託)。アルプスの自然を模したということでなく、心置きなくアルプスの山々と対峙することができる、という意味での命名と思われる。
 約70ヘクタールに及ぶ園地の中心施設とも言えそうな建物が「山と自然博物館」。
 その近く、「香りの森」の一角に、左図のコナラが立っている。園内では最大の樹木だ。
 若く、元気の良いコナラのようで、折損枝はほとんど見当たらない。形の整った樹冠を戴き、凛と直立している。
 巨樹としてはまだ少し物足りない大きさだが、各地のナラ巨木が相次いでカシノナガキクイムシが媒介するナラ菌によるナラ枯れで倒れるなか、樹勢の良さ、樹形の美しさから、将来のコナラ名木候補として、ここに紹介させてもらうことにした。
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