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名称 真駒内曙中学校のハルニレ (まこまないあけぼのちゅうがっこうのはるにれ) 名称の典拠 札幌市南区公式ウェブサページ 樹種 ハルニレ 樹高 23m(注1) 目通り幹囲 5.0m(注1) 推定樹齢 200〜299年(注1) 所在地の地名 北海道札幌市南区真駒内曙町2丁目 〃 3次メッシュコード 6441−32−98 〃 緯度・経度 北緯42度59分55.6秒 東経141度20分58.6秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2019年6月4日 私たち団塊世代の人間にとって、真駒内の地名を聞いて最初に思い浮かぶのは、昭和47年(1972)に開かれた札幌オリンピックだ。(70m級ジャンプでは、笠谷(かさや)・金野(こんの)・青地(あおち)3選手が金銀銅3つのメダルを独占。「日の丸飛行隊」と呼ばれた) 平地である真駒内は、スケート会場となった(開会式・閉会式も真駒内で行われた)。女子フィギュアスケートで、尻餅をつきながらも、笑顔を振りまき続けたジャネット・リン選手の愛らしい姿も忘れられない。 その真駒内アイス・アリーナから道一つ挟んで、真駒内曙中学校がある。同オリンピックで大会運営本部として使われた建物をもとに、同年に開校した中学校だ。 グラウンドの中央付近に、左図のハルニレが立つ。 この場所は、もと牧場だったという。ハルニレについては、さらにそれ以前からあったらしい。上記ウェブページに、「北海道酪農の父と呼ばれるエドウィン・ダンが、この地に真駒内牧牛場を開いた際も大切に残され」たと記述されている。 原野・牧場・学校と変遷を見てきたハルニレなのだ。 オリンピックの頃は郊外の静かな地区だったと思われるが、今ではすっかり市街地化した。 ところが、訪問の20日ほど前、アイスアリーナのある真駒内公園にヒグマが出たというのである。公園のあちこちに注意を呼びかける表示があった。 川筋を辿って、山から下りてきたのだろうか。 自然が豊かであることを喜ぶべきなのかも知れないが、ちょっと迷惑すぎる来園者ではある。 |
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