ページタイトル:赤枝八幡神社の桜 当サイトのシンボルマーク

画像:赤枝八幡神社の桜 名称 赤枝八幡神社の桜
    (あかえだはちまんじんじゃのさくら)
名称の典拠 なし
樹種 ソメイヨシノ
樹高 不明
目通り幹囲 3.9m(注1)
推定樹齢 250年(注2)
所在地の地名 福島県耶麻郡磐梯町赤枝字西畑
 〃 3次メッシュコード 5639−27−95
 〃 緯度・経度 北緯37度34分57.2秒
           東経139度56分42.0秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2021年4月16日

注1)地表面から1.3mの高さにおける幹囲を実測
注2)福島県の観光情報サイト「ふくしまの旅」による





 上記「ふくしまの旅」をはじめ各種観光情報サイトで「八幡神社の桜」として紹介されている桜である。(日本各地に八幡神社が多くて紛らわしいので、私のサイトでは地名を冠して区別することにする)
 それらのサイトには樹齢約250年のエドヒガンだとあり、写真で見る樹姿も堂々としていることから、是非訪ねたいと思っていた。
 それがやっと実現。開花と晴天の一致を待って、満開のタイミングで訪ねることが出来た。
 ところが、残念な事が二つ。
 一つは、樹形を担っていた参道側の大事な支幹を失ってしまったことである。そのため、樹冠の大きさがかなり小さくなり、見る角度によっては、樹形もアンバランスになってしまった。(左図で、幹の手前側の下部が大きく乱れているのがお分かりと思う。ここにもう1本支幹があった。現況から見ると、もとは合体木だったようだ)
 もう一つは樹種のことである。一つ一つの花がやや大振りであること、萼筒に膨らみが見られないこと、樹皮の様子等から、エドヒガンでなく、ソメイヨシノでないかと思う。だとすれば当然、樹齢も200年未満のはずである。
 樹種については私の方が間違っている可能性もあり、また、ソメイヨシノではダメだということでもないのだが、なんとなく面白くないように思うのが理科系人間の悪いところかも知れない。

※この桜についてウェブサイト上で色々な方が言及されているのを拝見すると、ソメイヨシノとエドヒガンが根を接して立ち、合体木となっていたことが考えられる。エドヒガンが倒れ、ソメイヨシノだけ残ったというのが真相かも知れない。(2021/11/27追記)
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