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名称 赤羽根町のクロガネモチ
(あかばねちょうのくろがねもち)
名称の典拠 「たはらの巨木・名木100選」(注1)
樹種 クロガネモチ
樹高 8.5m(注2)
目通り幹囲 5.5m(注2)
推定樹齢 300年(注2)
所在地の地名 愛知県田原市赤羽根町中竜ヶ原(なかりゅうがはら)
〃 3次メッシュコード 5137−71−56
〃 緯度・経度 北緯34度37分56.1秒
東経137度12分02.5秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2023年3月20日
注1)2007年3月に田原市都市整備部街づくり推進課が発行
注2)上記「たはらの巨木・名木100選」による
愛知・静岡県境付近から三重県の伊勢市に向かって、幅5〜8kmの陸地が長さ40kmほど突き出ている。それが渥美(あつみ)半島だ。半島の南は太平洋(遠州灘)で、北は三河湾。先端は「椰子の実」の歌で知られる伊良湖岬(いらごみさき)。
伊良湖岬から半島の付け根に向かって約18km、南北の海岸線からほぼ等距離のところに、豊川用水の調整池として作られた芦ヶ池(あしがいけ)がある。周囲2.7kmほどの大きな溜池で、農林水産省が全国から選んだ「ため池百選」の一つでもある。
左図のクロガネモチが立つのは、芦ヶ池南岸から南に約500m。大きなお屋敷の庭木の一本である。
玄関を訪ねて見学の許可を願ったところ、若いご婦人が応対に出られて、にこやかに快諾して下さった。
枝葉が大きく切り詰められた姿だが、既に「たはらの巨木…」の写真で見ていたので、驚くことはなかった。
同書の説明によると、南東2.5kmほどの『高松一色地区より個人の庭に移植されたもの』とのこと。
移植された年代について記載されていなかったが、そう遠い昔でないとすれば、移植の際に切り詰められた可能性が大きい。
今はこんな風だが、今後はどんな姿になってゆくのだろう。
私が将来の姿を見ることは不可能だが、想像するだけでも楽しい。 |
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