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名称 阿自賀神社のスダジイ (あじかじんじゃのすだじい) 名称の典拠 「樹々山坊」 樹種 スダジイ 樹高 15m(注1) 目通り幹囲 6.3m(注2) 推定樹齢 伝承400年(注1) 所在地の地名 三重県鈴鹿市安塚町 〃 3次メッシュコード 5236−24−36 〃 緯度・経度 北緯34度52分10.6秒 東経136度34分36.2秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2019年3月31日 注2)地表面から0.7mの高さにおける全体の幹囲を実測。(そのあたりが全体としてはもっとも括(くび)れているように思ったので) 有名な鈴鹿サーキットの北側には、日本を代表するような一流企業はじめ、大きな工場がいくつも散在する。 工場以外では、もちろん住宅地も多くあるが、まだ水田も多く残されている。そして、田に安定的に水を供給するための用水池も。 そんな用水池の一つ、宮池のほとりに阿自賀神社が鎮座する。(宮池の名は阿自賀神社に因むのだろう) 三重県神社庁の神社紹介サイトによれば、祭神は高御産巣日神(たかみむすびのかみ)ほか5柱。明治期にいくつかの神社を合祀したため、アマテラスや山の神、八幡神、稲荷神など、色々な神様が同居している。 社号の由来について、明治12年(1879)頃の「神社明細帳」は、当地を開墾した阿自賀徳兵衛の鎮守だからとする村の伝承を記しているようだ。一方、所在地の安塚を昔は「あづか」と読んだのでないかとの想像から、阿須賀神社と称したこともあったようで、はっきりしない。 古い時代の沿革については、わかっていないようだ。 左図の大シイは、拝殿のすぐ手前、向かって左。 2幹のスダジイである。もともと2株だった可能性が大きいように思うが、全体の姿の上では一体化している。 神木として大切にされているようで、注連縄はもちろん、丸石を並べて根の周りを囲んでいる。なかには根に取り込まれてしまった丸石もあり、かなり古い昔に並べられたものようだ。 樹勢も良好に思われる。 まだまだ大きくなることだろう。 |
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