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名称 愛蔵寺の護摩桜
(あいぞうじのごまざくら)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 エドヒガン
樹高 10m(注2)
目通り幹囲 3.3m(注2)
推定樹齢 800年(注3)
所在地の地名 福島県二本松市戸沢字細田(注4)
〃 3次メッシュコード
5640−24−88
〃 緯度・経度
北緯37度34分40.4秒
東経140度36分19.7秒
東和町指定天然記念物(1980年8月29日指定)
撮影年月日 2005年4月23日 |
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注1)東和町教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)東和町公式ホームページより
注3)現地の案内板による
注4)2005年12月1日、二本松市に合併。旧行政区は安達郡東和町
真言宗松尾山愛蔵寺の本堂前に咲くベニシダレザクラ。花色が濃く、艶やかなサクラである。
案内板によれば、愛蔵寺の旧跡は麓山(897m。羽山ともいう)の中腹にあり、過去2回祝融に見舞われた。2度目の火災の際、吹き上げられた秘密護摩札が風に乗って飛来し、この木に留まったという。それが護摩桜の名の由来だ、とそんなことが記されていた。
ならば、現在の愛蔵寺は、火災後、その縁により、サクラの立つこの地に移転して来たということになるのであろうか。
巨木としては、幹回りがそれほどではないが、ご覧のように長老の風格を有している。花も見事だ。
根際よりも、かえって上部の方が太い。この桜は、愛蔵寺がここに来てから、その姿を変えず、「育たぬ桜」なる別名もあるという。こんな幹姿と何か関係があるのだろうか。 |
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