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名称 相生の椋と榎 (あいおいのむくとえのき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ムクノキ(+エノキ)
樹高 20m(注2)
目通り幹囲 7.2m(注3)
推定樹齢 伝承200年(注2)
所在地の地名 熊本県菊池市泗水町豊水(注4)
〃 3次メッシュコード 4930−36−02
〃 緯度・経度 北緯32度55分20.4秒
東経130度46分27.3秒
熊本県指定天然記念物(1963年7月23日指定)
撮影年月日 2011年8月1日
注1)2009年3月に菊池市教育委員会が設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注3)上記案内板には椋が3.4m、榎が3.8mとある。環境省による株立ちの木の測定方法と同じく、両者の幹囲を合算した
注4)2005年3月22日、菊池市に合併。旧行政区は菊池郡泗水町
泗水中学校の校庭、校門を入ったすぐ先に立っている。
並び立つムクノキとエノキの幹の一部が融合して連理を成している。それぞれ単独の巨木としては、まだ序の口サイズであるから、県天然記念物指定を受けた理由は、樹種の異なる樹木の連理が珍しいということではなかろうか。
ところが、平成16年(2004)9月7日、台風18号の強風で、エノキの主幹が折れてしまった。そして、その結果、エノキは枯れてしまった。
訪問時現在、地上1.3mではまだ幹の形が残っているので、上記の幹囲を計上したが、いずれ、エノキは影も形もなくなってしまうことだろう。そうなれば、幹囲を訂正しなければならない。
ところで、天然記念物指定の方はどうなるのだろうか。この文を書いている時点では、まだ指定を解除されていないようだが、連理でなくなった以上、これもいずれ解除されることになるかも知れない。 |
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