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画像:相倉の夫婦けやき

画像:相倉の夫婦けやき(幹と並ぶ)

画像:五箇山集落の家並み
名称 相倉の夫婦けやき (あいのくらのめおとけやき)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 15m(注2)
目通り幹囲 9.0m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 富山県南砺市相倉(あいのくら)(注3)
 
〃 3次メッシュコード 5436−57−04
 
〃 緯度・経度 北緯36度25分29秒
           東経136度55分56秒(注4)
平村指定天然記念物(1989年6月10日指定)(注3)
撮影年月日 2003年8月21日

注1)平村・平村教育委員会が連名で設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注3)平成16年(2004)11月1日、8町村が合併して南砺市誕生。旧行政区は東礪波郡平村
注4)位置が少し違っているかも知れない





 1995年に世界遺産に登録された「白川郷・五箇山の合掌造り集落」のうち、最も北に位置するのが相倉集落だ。集落全体が国指定史跡でもある。平村のホームページによれば、訪問時現在の合掌造り家屋数は24戸。
 夫婦ケヤキは、集落の南端近くから、西側の山に少し入ったところに立っている。駐車場でもらえる集落案内図に記載されているので、道を探すのは容易だ。
 ただし、たいした距離でないとはいえ、山道を歩くので、ハイヒールやサンダル履きは止めた方がいい。歩くのに適した履き物は必要だ。
 根が大きな岩を抱くようにして立ち上がっているのだが、全体に緑で覆われていて、どこが根でどこが岩か判然としない。2本並んでいる故「夫婦ケヤキ」の名がついたわけだが、全体で1本のようにも見えてしまう。いずれにしろ、社寺の境内にあるような整った姿ではなく、野性を感じさせる樹容である。
 このケヤキは、その昔、裏山で起きた雪崩を食い止め、集落を崩壊から守ってくれたと伝えられている。姿は武骨だが、村人の敬愛するケヤキなのである。
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