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画像:相俣のさかさザクラ


画像:相俣のさかさザクラ(全景)
名称 相俣のさかさザクラ (あいまたのさかさざくら)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 エドヒガン
樹高 13m(注2)
目通り幹囲 6.1m(注2)
推定樹齢 伝承450年(注3)
所在地の地名 群馬県利根郡みなかみ町相俣(注4)
 
〃 3次メッシュコード 5538−07−51
 
〃 緯度・経度 北緯36度42分52.6秒
           東経138度53分43.8秒
群馬県指定天然記念物(1952年11月11日指定)
撮影年月日 2005年9月18日(左の写真)
        2010年4月25日(花の写真)


注1)1994年2月10日に群馬県教育委員会と新治村教育委員会が連名で設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による
注3)1991年刊行の「日本の巨樹・巨木林」に「伝承435年」とある。2005年現在、それに15年を加えた
注4)2005年10月1日、利根郡内の2町村が合併してみなかみ町誕生。旧行政区は新治村





 花の写真を期待された方には申し訳ないが、「巨木」のサイトということで、お許しを請う。(2010年追記:やっと花期の姿を撮影。上の「花の写真を見る」ボタンをクリックしてみて下さい)
 国道17号のすぐ西、赤谷湖畔に立っている。
 案内板によれば、天文21年(1552)春、上杉謙信が出兵して関東に向かう途中、この地で小休止し、上杉憲政ゆかりの日枝神社を参拝した。その際、春日山より持参したサクラの鞭を逆さに地に挿し、それが芽吹くか否かで戦況を占ったという。(推定樹齢はここから計算したものらしい)
 横に大枝を大きく伸ばし、重みで枝先が下降する姿を「逆さ」と見た故の命名だろうと思われる。

※残念ながら、この桜は見る度に小さくなって行くように思う。新潟県長岡市在住のAさんが送って下さった今年の姿では、左の写真に見える堂々と大きな主幹は完全に枯れて崩れている。生き残った部分だけでは、もう「巨樹」と言えなくなってしまったのではないだろうか。この世界に永遠の生命は無いと分かってはいるのだが、やはり寂しい気持がする。(2021/04/20追記)
 
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