ページタイトル:相田のケヤキ 当サイトのシンボル

画像:相田のケヤキ

画像:相田のケヤキ(樹冠)

画像:相田のケヤキ(バス停とケヤキ)
名称 相田のケヤキ (あいだのけやき)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 24m(注2)
目通り幹囲 5.2m(注2)
推定樹齢 400年(注2)
所在地の地名 福島県大沼郡会津美里町高田(注3)
 〃 3次メッシュコード 5639−16−47
 〃 緯度・経度 北緯37度27分17.3秒
           東経139度50分10.3秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2010年4月30日

注1)2004年3月に旧会津高田町が設置
注2)福島県教育委員会のWEBサイト「うつくしま電子事典」による
注3)2005年10月1日、大沼郡内3町村が合併して会津美里町誕生。旧行政区は大沼郡会津高田町





 このケヤキは、福島県の「緑の文化財登録第19号」。
 同県の「緑の文化財」については、1983年3月に、県の監修の下、福島県総合緑化センターから冊子にまとめたものが刊行された。幸い私も入手することが出来たので、福島県の巨木巡りの良きガイドとして利用させてもらっている。
 従って、このケヤキについても、存在は既に知っていたのだが、同書では「胸高周囲408cm」とあった。ケヤキで4m程度では…ということで、探訪リストからいつも外れていた。
 たまたま会津の桜を訪ねるにあたり、偶然、目にしたところ、すばらしい巨木であることがわかった。
 ケヤキは、市街地を縦断する国道401号の脇に立っている。そこから家々の屋根を遙かに突き抜け、上空で大きな樹冠を開いている。
 ここに住む人たちの誇りでもあるのだろう。バス停の名も「大けやき前」。
 高田と永井野との町境近くに立っており、お盆に歌われる「高田甚句」には「高田永井野の間のけやき、枝は永井野で根は高田」という一節があるそうだ(上記「うつくしま電子事典」による)。「相田」と「間」を掛けて、その大きさを讃えているのだろう。(境界線上の木は、どんなに小さくてもみなそうだ、などと茶々を入れないように)
 2003年度には、ケヤキの保全治療がなされたようである。
 
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