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名称 安久山の大シイの木
(あぐやまのおおしいのき)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 スダジイ
樹高 19m(注2)
目通り幹囲 10.0m(注2)
推定樹齢 200〜299年(注2)
所在地の地名 千葉県匝瑳市安久山(注3)
〃 3次メッシュコード 5340−44−91
〃 緯度・経度 北緯35度44分59.4秒
東経140度31分07.4秒
匝瑳市指定天然記念物(1995年3月24日指定)
撮影年月日 2014年5月14日
注1)1998年3月26日に旧八日市場市教育委員会が設置。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(U)」による
注3)2006年1月23日、1市1町の合併で匝瑳市(そうさし)誕生。旧行政区名は八日市場市
安久山の旧家のお庭に立つスダジイ。(要見学料)
株立ちとはいえ、これだけの大きさになると、さすがに王者の貫禄を備えてくるように思う。傍に立つ者は、言葉も引っ込み、厳粛な気分にさせられる。すばらしいスダジイである。
品の良い奥様が案内して下さり、心のこもった説明も加えて下さった。失礼を顧みずにお歳を伺ったところ、私の母と同い年だった。お元気で何よりである。
奥様だけでなく、ご家族の方もとても親切で、縁側での茶菓の接待にはじまり、お芋まで蒸かして、もてなして下さった。(私だけが特別なわけではないようだ)
安久山は、地名に「山」がつくだけあって、三方を谷に囲まれている。大シイのところからも下の谷津田が見える。
詳しいことは知らないのだが、NHK・BS「ニッポンの里山 ふるさとの絶景に出会う旅」というシリーズ番組に、「サシバのゆりかご・屋敷林」のタイトルで、このあたりも取り上げられたらしい。(「魅力再発見!ニッポンの里山100大全集」で一部再放映?)
大シイのところから、下におりる遊歩道がある。その里山風景を堪能してもらおうという手作りの小径だ。
あいにく私は、車を私設駐車場に置かせていただいていたので、長時間駐車するわけにはいかない。谷に降りるのは遠慮したが、時間が許すなら、是非とも歩いてみたいところだった。 |
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