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「桃太郎岩」。昔、絵本で見た桃太郎のモモによく似ている。絵本では、この桃が、川で洗濯をするお婆さんのところに、どんぶらこっこ、すっこっこと流れてくる |
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名称 敢國神社のスギ (あえくにじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 30m(注1)
目通り幹囲 5.4m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 三重県伊賀市一之宮(注2)
〃 3次メッシュコード 5236−11−43
〃 緯度・経度 北緯34度47分14秒
東経136度09分50秒(注3)
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2009年7月19日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による
注2)2004年11月1日、1市3町2村が合併して伊賀市誕生。旧行政区は上野市
注3)位置の測定を忘れた上、記憶も不確か。ここに示した位置は拝殿前を示す。ここからそう遠くなかったような気もするのだが…
伊賀一の宮、敢國神社が鎮座するのは南宮山(350m)北西麓。古い時代の阿拝郡(あへぐん)に勢力があった敢族の祖神「敢国津神」を祀ったのが始まりと考えられているようだ。延喜式神名帳には、伊賀国25座のうち大1座として敢国神社の名が記されている。
戦国時代には、社殿はすべて焼失、神体が散逸するなど壊滅的な被害を受けたが、徳川の時代になって伊賀に封ぜられた藤堂高虎が復興を援助し、慶長17年(1612)には社領107余石を寄進している。(平凡社「三重県の地名」を参考)
ここが、上野城からは北東、いわゆる鬼門の方角に当たることも関係があったのだろうか。その後の歴代藩主も敢國神社を保護した。
現在においても、なかなかの大社と言ってよい。広大な駐車場に車を置き、神社に向かう。奥の方に正面入口があり、境内に足を踏み入れると、正面に拝殿への石段が見える。
大杉は、向かって左。神饌所に向かう小道の脇に立っている。
2幹のスギであり、分かれる前の、根元近くの様子が灌木に隠されて見えないものだから、「大杉」といわれても、ちょっと拍子抜けの感がする。
今後、さらに成長して、社格に相応しい大木となることを望む。 |
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