ページタイトル:阿陀萱神社のスダジイ 当サイトのシンボルマーク

画像:阿陀萱神社のスダジイ(幹と並ぶ) 名称 阿陀萱神社のスダジイ
    (あだかやじんじゃのすだじい)
名称の典拠 「今日もおでかけ」ブログ
樹種 スダジイ
樹高 15m(注1)
目通り幹囲 5.6m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 鳥取県米子市橋本
 〃 3次メッシュコード 5333−02−77
 〃 緯度・経度 北緯35度23分57.5秒
           東経133度20分48.3秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2024年9月4日

注1)「今日もおでかけ」による





 国道9号バイパス(自動車専用道)米子西インターチェンジの南東約2.3km。加茂川を挟んで行者山(ぎょうじゃやま、134m)と向き合うように、標高108mの独立峰がある。地理院地図に山名は示されていないが、宝石山(ほうせきざん)というらしい。
 かつてこの山に行松正盛(ゆきまつまさもり)が築いた七尾城(ななおじょう)があったが、大永4年(1524)、尼子経久(あまこつねひさ)の伯耆侵略の際に落城したと伝えられているとのこと。(阿陀萱神社境内にあった「宝石山七尾城(橋本城)」案内板による)
 阿陀萱神社はその宝石山の西麓に鎮座する。
 主祭神は阿陀加夜奴志多岐喜比売命(あだかやぬしたぎきひめのみこと)。大国主命(おおくにぬしのみこと)と八上姫命(やがみひめのみこと)の間にできた娘神とされている。
 神社の歴史は古く、七尾城の築城よりもはるか前からここにあったようだ。そのため、行松氏からも、その後の尼子氏からも吉川(きっかわ)氏からも厚い崇敬を受けたという。
 その阿陀萱神社に大きなスダジイが立つことを、上記「今日もおでかけ」で知った。
 主幹と呼ぶべき幹のない株立ちながら、上記の幹囲データは幹が分岐する前の数値で、一番細い場所。そこから上に向かっで広がりを増してゆく。全体としてのボリューム感はなかなかのもの。
 比較的若いように思われ、これからが楽しみなスダジイである。
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