ページタイトル:駒つなぎの桜 当サイトのシンボルマーク

画像:駒つなぎの桜 名称 駒つなぎの桜 (こまつなぎのさくら)
名称の典拠 天然記念物指定名称(注1)
樹種 エドヒガン
樹高 14m(注2)
目通り幹囲 5.6m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 長野県下伊那郡阿智村智里(ちさと)
 〃 3次メッシュコード 5337−15−43
 〃 緯度・経度 北緯35度27分37.6秒
           東経137度39分34.7秒
阿智村指定天然記念物(1994年8月25日指定)
撮影年月日 2025年4月17日

注1)全国各地に「駒つなぎ(の)桜」があるので、他と区別するため、伝承をもとに「義経」とでも冠して紹介しようかとも思ったが、私が最初に知った「駒つなぎ(の)桜」であることから、そのままの名で紹介することにした(全く個人的な理由で申し訳ない。なお、紹介は遅くなったが、2002年5月に神坂神社の日本杉に会いに行ったとき、葉を付けた「駒つなぎの桜」は既に見ている)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による





 中央自動車道園原(そのはら)インター(注3)の西の高台に園原集落がある。東山道(とうさんどう)最大の難所神坂峠(みさかとうげ、標高1576m)東麓の集落だ。
 東山道は、奈良時代に大和朝廷が定めた7街道の一つで、都から本州内陸部を縦断して東北地方に至る。
 鎌倉時代前夜、鞍馬寺に預けられていた牛若丸(源義経)が奥州平泉に下った。その際、この桜に馬を繋いで休んだという伝説が標記の名称の由来だという。
 この桜について、開花が近くなると、園原ビジターセンター「はゝき木館」のウェブサイトに日々の状況が掲載される。
 訪問日の3日前、数輪が開いたとの情報が出た。その翌日は寒い日で開花は進まず、前日と大差なし。訪問前日は「咲き始め」ということだったが、晴天でずいぶん暖かい日だったので、明日は三分咲きくらいにはなっているだろうと勝手読み。深夜3時に家を出て、駐車場には7時前に着いた。(桜見物のための駐車場あり。詳しくは「はゝき木館」ウェブサイトで)
 しかし、駐車場には私の車のほか1台もなし。不安を抱えながら桜に向かうと、やっぱり…。読みが甘かった。
 というわけで、「咲き初(そ)め」状態の写真しかお見せできなくて申し訳ない。
 なお、全方向、桜の近くへの立入は制限されていて、ある程度の距離を置いて眺めることしか出来ない。その点もご承知を。(ロケーションもよく、十分に美しい(はず))

(注3)上り線については出口のみ、下り線については入口のみがあって、名古屋方面から降りること、名古屋方面に向かうことはできるが、逆方向は乗降とも不可。片方向だけのインターチェンジなので注意
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