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名称 阿保神社のケヤキ (あぼじんじゃのけやき) 名称の典拠 「出会った巨樹」 樹種 ケヤキ 樹高 20m(注1) 目通り幹囲 6.3m(注1) 推定樹齢 不明 所在地の地名 埼玉県児玉郡神川町元阿保字上六所 〃 3次メッシュコード 5439−20−68 〃 緯度・経度 北緯36度13分35.5秒 東経139度06分03.0秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2023年5月31日 群馬県との県境を流れる神流川(かんながわ)右岸。JR八高線と国道254号、神流川のいずれからも700mほどの距離にあたる位置に阿保神社が鎮座する。 鎮座地は、少しだけだが家並みから離れていて、周囲に視界を遮る物は無く、神社前を通る2車線道路(注2)を走っていると、道路近くに立つ大ケヤキの姿が自然に目に入る。 案内板によると、武蔵七党(武士団)の一つ丹党(たんとう)の秩父恒房の次子實光が元阿保に住んで安保(あぼ)氏と称した。安保氏は、鎌倉期から戦国期まで続いたらしい。この神社も安保氏と関わりが深かったようで、かつては六所明神と称したようだが、明治43年(1910)に現社号に改称したという。(詳しくは「少し大きめの画像」掲載の案内板で) 神社に隣接して元阿保公会堂がある。と言うか、神社境内の一部が公会堂になったということなのだろう。私が訪ねたのが朝6時半頃で、公会堂の駐車場に車は1台も無かった。それで勝手ながら、少しの間だけ駐車させていただいた。 ケヤキは大枝が切り詰められたようで、太さの割には小振りな丸い樹冠を戴いている。 根に向かって急激に幹囲が増え、かつ幹の断面がやや扁平なため、見る向きによって太さの印象は異なるが、幹囲が6mを超える巨木の前に立つと、やはりかなりの巨大感を覚える。 この日の埼玉県探訪1本目としては上々のスタートであった。 注2)グーグル地図に「児玉往還」の表示あり |
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